日本の近代化がさらに進んでいる。現代人は世代が若ければ若いほどマニュアルや常識に頼ってしまう傾向が強く、ともすれば「考える」ことをあまりしない。
ましてやアメリカ型経営やアメリカ型ライフスタイルを学んできたからであろう。前にも書いたが戦後の拡大期の日本は大量生産・大量消費のアメリカ方式が効率的で優れていたのだから日本は当然それを真似てきた。
近代化のはじまりはもう少し前の明治維新からで、政府の方針も西欧に「学ぶ」であった。だがどんなに欧米から学ぼうとも心の奥底にある「和魂」は大切にしていた。
ゆえに「和魂洋才」に深い意味があると考える。
日本の学校教育は座学的で、ものを手っ取り早く覚えるには良いそうだが、正しいかどうかの本質を見出すには適していないと思う。
団塊世代からはじまり、順に各世代、JC世代、若い世代と詰め込み教育をされてきたので「考える」が乏しい力量だと思う。
それにも増して便利になり過ぎ、インターネットで検索すれば「情報」はいくらでもコピペできる。それでは考えたことにはならないのである。
実学で学び、考える力を養うことがこれからはさらに重要となる。
日本人のこれからの生き方は個人も企業も自分のことは自分でやり、自分で考えること「自考・自力・自立・自己責任・自律」を当たり前にすること。
自己の利益を主張して、他人頼みの要求を積み重ねてきた結果が大きな政府や自治体をつくってしまったのである。
本当に弱い人に対する真の思いやりを失ってはならない。
美徳ある社会を目指して、いまこそ真の自立へ。
個別でのご意見ご感想ご質問は president@koho.tokyo-jc.or.jp まで
。
http://www.tokyo-jc.or.jp/2007/