戦前の日本人には目に見えない「無形」なものを大切にする感性があったが、敗戦後は物質主義へと変貌した。60年代高度成長期、70年代石油ショックを克服、80年代プラザ合意後
はGDPはアメリカと並び経済大国となり「一億総中流」となった。90年代はバブル崩壊した
平和、民主主義、経済的豊かさを達成してきた戦後日本は崩れ出した。バラ巻き政治がはじまり公共事業や政官財の癒着、利権政治、既得権益、利己主義が蔓延しはじめた。
物事には良いも悪いも、光と影、プラスとマイナスという対極が生じる。日本の根本を考えると、全ては「金」を中心に進めてきたそのスタンスだと思う。経済に奔走する中、人としてのあり方、すなわち「日本精神」を学んで来なかった。
教育は、生きていく上で大切なものは何か、社会生活において必須なことは何かを教えなければならない。日本人としての価値を大人がもっていなければこどもに教えようがない。
学校の勉強は進学のための丸暗記。なぜ学問が必要なのかを説くことなく、進学のためと履き違えた大人達。
親が子を、子が親を殺める事件が後を絶たない。何かが違うと気づき出した大人たちだが、甘い汁を吸ってしまった人間はなかなか律することができない。大人になるとそう簡単に教えてくれる人がいないのである。
律することが出来る大人が増えれば、こどもはちゃんと学ぶ。これは丸暗記ではできない。躾や訓練と言っていい。
戦後日本が失った「日本精神」を取り戻すときこの社会は明るく真に豊かになっていく
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